【Tableau個人的Tips】ポケモンデータを扱ってみる(③データ加工編その1)
今回からはTableauPrep上で加工をしていきます。
まず「TypeChart」シートのおさらいをすると
Attack | 攻撃側タイプ | |
Defense | 防御側タイプ | |
Effectiveness | 効果(英語) | |
Multiplier | 乗数 | こうかがばつぐんだ(2.0) こうかがないようだ・・・(0) といったように攻撃したときのタイプ相性を数字で表示しています。 |
Tableau上でやろうとしているのが
タイプ1「みず」・タイプ2「じめん」といった感じでプルダウンを選ぶと
それぞれの値が持っている乗算(×2・×1・・・)をすべてかけ合わせて
タイプ相性をそれぞれ出す仕組みにしたいです。
なので、いまこのようにある「TypeChart」に対して・・・
攻撃タイプ | 防御タイプ | 乗算 |
くさ | じめん | 2 |
くさ | みず | 2 |
くさ | ほのお | 0.5 |
くさ | ノーマル | 1 |
同じシートを攻撃タイプをキーに左外部結合でくっつ合わせることで
数の通り乗算×乗算2の計算で複合タイプの相性を出すことができます。
攻撃タイプ2 | 防御タイプ2 | 乗算2 | 攻撃タイプ | 防御タイプ | 乗算 |
くさ | じめん | 2 | くさ | じめん | 2 |
くさ | じめん | 2 | くさ | みず | 2 |
くさ | じめん | 2 | くさ | ほのお | 0.5 |
くさ | じめん | 2 | くさ | ノーマル | 1 |
一応全体的な絵を描くと
①結合1:タイプチャート同士を「攻撃タイプ」をキーに左外部結合し、複合タイプに対応できるようにする。
②ユニオン:単タイプに対応するためにもう1回タイプチャートをくっつける。
あと合わせて、
・防御タイプ同士が同じレコードを削除
・単タイプ用にユニオンした後NULLとなるレコードを任意の値で埋める。
(→ 検索時にNULLを選択し上に表示させないため)
といった感じの細かい処理も併せて実施しています。
こういった感じでTableauに食わせるためのデータを作成しました。
次の回からは実際にTableau上でどうやったかを説明しようと思います。